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膝痛の原因は「体幹の働き」にもあった!

前回、膝の痛みは膝そのものだけが原因ではなく、股関節や足首など全身の連動が関わっているというお話をしました。今回は、膝への負担を大きく左右する「体幹」に注目してみましょう。

 

体幹とは、腹部・背中・骨盤まわりの深層筋のことを指します。特に、腸腰筋・多裂筋・腹横筋といったインナーマッスルが重要です。これらの筋肉が機能していないと、立つ・歩くなどの日常動作で四肢への負担が増し、結果として膝を痛めやすくなります。

 

例えば、腸腰筋が弱ると足が上がりにくくなり、歩幅が小さくなったりつまずきやすくなったりします。また、腹横筋や多裂筋がうまく働かないと、姿勢が崩れ、反り腰や猫背が慢性化。それに伴って下肢の筋力も低下し、膝の負担はますます増していきます。

 

膝痛を根本から改善するには、「体幹が正しく使えているか」を見直すことがとても大切です。施術では、こうしたインナーマッスルの評価と活性化のサポートも行っています。